プロの緊縛SMショーが様々ある中で、アマチュアを中心としたショーのイベントがある。
元々、緊縛やSMは秘め事でありショーとして人に魅せるものではなかった。
始めて緊縛をショーとして魅せることによって、プロの緊縛師が誕生し次々と緊縛を生業とするプロと呼ばれる緊縛師が増えた。時代は流れそのプロによるショーを観て、この世界に憧れる人達も増えた。
アマチュアが主催する縄会も多数開催され、人前で人を縛る、責めるという行為も日常的になった。
プロのように自分の業や二人の関係性を人に観て貰いたいと思う気持ちも必然であり、そこから得るものもたくさんある。
その想いを叶えることが出来るイベントが東京の某所にはある。『大縄あそび』開催場所であるスタジオも3周年を向かえ、今回は多数のプロを含むイベントとして二日間開催された。
アマチュアにとっては日々の鍛練の発表の場であり、プロにとってはアマチュアだった頃を思い出し初心に返って挑むようなイベント。
僭越ながら自分にとっても三回目の参加をさせて頂いた。
初日は先輩の縄師であるお方とコラボで舞台を飾る。
回を重ねるごとに舞台の演出も凝る方が増える中、普段の縄会の雰囲気をそのまま伝えようという主旨のもと実現した舞台である。二人の縄を持つ者が、それぞれの受け手を自分の縄で落としていく。空気と心を同期させる
横たわる美女を
打ちのめす
髪の一つ一つも俺の物
頬を打たれようが
絞め殺されようが
お前は悦びに達する
そこに見えるのは…
エロスなのか
被虐なのか
愛なのか
それはもちろん…